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『僕の彼女が宇宙人にさらわれまして』が話題。上田桃夏が、ツアーを締めくくるワンマン公演で観客たちのハートを奪い去った!

2026年5月1日に、みずからのレーベルを設立。同月13日に『僕の彼女が宇宙人にさらわれまして』を上田桃夏は配信リリースした。彼女の新境地を切り開いた楽曲は、番組のタイアップやメディアへの露出が増えた効果に加え、タイトルのインパクトも相まってスマッシュヒットを記録した。
上田桃夏は、新たな展開を描き始めたことを自分の言葉で直接報告しようと、6月より東名阪を舞台にしたツアー、上田桃夏 LIVE TOUR 2026「そうだ、そこからの話がね。」を実施した。大阪と名古屋では、とても温かいライブの景色を描いてきた。そのツアーを締めくくる場として、彼女は7月4日にGRIT at Shibuyaのステージに立っていた。この日は、バンド編成。大勢の観客たちを前に、上田桃夏がどんな熱い盛り上がりを作り上げたのか、その模様をお伝えしたい。

壮麗かつシンフォニックな音色が場内を包み込む。その音が華やかに躍動するのに合わせて、メンバーがステージに姿を現した。フロアから上がる歓声とクラップ。上田桃夏(以下、桃夏)が登場すると、その声がひと際大きくなった。そこへ…。
演奏が勢いよく駆けだした。アコギを手にした桃夏が、ギターを鳴らしながら歌いだしたのが、「なりたい自分の姿」を歌ったデビュー曲の『私と、わたし』。弾む気持ちとシンクロするように、演奏も熱と勢いを高めだす。サビに入ったとたん、彼女はもどかしい思いを吹き飛ばすように感情のアクセルをグッと踏み込み、伸びのある声をフロア中に高らかに響かせた。自信と輝きと声量を増した歌声に刺激を受け、場内からも熱い声が飛び交えば、桃夏が「だから大丈夫 わたし頑張ってること知ってるから」と歌う声にエールを送るように、熱いクラップが響き渡っていた。自分らしさを見いだすたびに歌声や演奏に力が漲りだす、その姿が眩しかった。
次に届けたのが、最新ナンバーの『僕の彼女が宇宙人にさらわれまして』だ。物悲しい恋心を歌ったこの曲を通して上田桃夏と出会った人たちも多いだろう。どこかアンニュイな歌声から始まった楽曲は、彼女自身が気持ちを解き放つように歌うたび、伸びやかな歌声という心の翼を広げ、大空へ羽ばたくようにも見えていた。落ちサビでアコギだけの演奏になったとき、胸がキュッとした。そこからの華やかな展開に、切ない歌ながらも、心地よく弾む思いを抑えられなかった。
荒々しいギターの音に乗せて、楽曲が勢いよく駆けだした。ハンドマイク姿になった桃夏は、沸き立つ思いを、ときに腕を突き上げ、『D up !』を通してぶつけてきた。力強い歌声が気持ちを高ぶらせる。だから、彼女と同じように胸が熱く騒ぎだす。桃夏は「決めてみせるよ ここから」と、沸き立つ思いをパワフルな声にしてぶつけていた。その歌声は、眩しい未来をしっかりと見つめていた。「僕は負けない~負けられないんだ」と力強く歌う声にも、気持ちが奮い立つ。場内の人たちが拳を振り上げ、声を荒らげて叫んでいたのも納得だ。

「みなさん楽しんでいますか」と桃夏は笑顔で呼びかけながら、「ツアーファイナルは過去最高の上田桃夏のライブをお届けします」と伝えてきた。その言葉が本当に頼もしい。さらに、広瀬香美がプロデュースしているUtaHimeを卒業したこと。広瀬香美の元で学んだことすべてが宝物であり、自分の血肉になっていること。だから「ソロとして再出発を決めたからには絶対に勝ってみせる。そんな強い意志を持ってここに立っています。どんなときでも100%の力が歌えるように」と、力強く宣言していた。
そのうえで桃夏は、広瀬香美の『I Wish』をカバー歌唱してくれた。UtaHime時代に広瀬香美の下で技術も精神面もいろいろ学んできたからこそ、卒業した今、その成長の証をここで示そうと、微細な感情の揺れさえも伝わる温かみを持った歌声を彼女は届けてくれた。伸びのある高音域の歌声は、まるで広瀬香美の魂がそこに乗り移ったかのようにも見えていた。
続く新曲の『Endeavor』では、言葉のひと言ひと言を大切に紡いでは、照らす月明かりの下で祈りを捧げるように歌っていた。桃夏はこの曲に小さな願いを込めていた。でも、ときに遠くに輝く月を見つめるように儚げな声で歌う姿は、祈るようにも見えていた。だから、心壊れそうな歌声が、より深く胸に染み渡った。
バンド演奏を挟み、白い衣装から着替えた桃夏がふたたびステージに姿を現した。アコギを手にした彼女が、「盛り上がっていきましょう」の言葉を合図に、勢いよく躍動する演奏に乗せて力強く弦をストロークしながら、『「 I respect you〜受験生へ〜』を高らかに歌いだした。パワフルな桃夏の歌声に胸を騒がせた観客たちがクラップをぶつけ、声を張りあげて騒ぎだす。みずからの心を奮い立てるように歌う桃夏の姿に触れ、同じように気持ちが奮い立つ。だから、彼女の歌声が最高のエールになって胸に届いていた。
一転、『おたまじゃくし』では、もどかしい中でも前を向く思いを、桃夏は抑揚した歌声を通して伝えてきた。戸惑いや葛藤を覚え、乱れそうで崩れそうな感情を必死に支えながら、彼女は視線の先に光を見据え、自分自身を励ますように歌っていた。迷いを振り切って前へ進もうとする桃夏の姿を、観客たちは、その未来に期待を寄せるようにジッと見つめていた。
ここからは、弾き語りのコーナーへ。最初に届けた『カフェオレ』では、弾む胸の内を温かい声にして、軽やかに弾むギターの音色と重ね合わせて歌っていた。裏腹な気持ちを混ぜ合わせて一つの甘い思いの色にしたいけど、マーブルな心模様として滲んでゆく。桃夏はその様子を、優しい声の色を通して伝えていた。甘いけど苦い、そのビターな思いも胸を揺さぶった。
白いスポットライトを浴びながら届けたのが、井上苑子の『世界でいちばん』。大好きな楽曲をカバーしたことで、その曲は、彼女自身の心の色で歌う上田桃夏の『世界でいちばん』に染め上げられていた。甘いその歌声は、片思いの淡い気持ちが、胸の内で少しずつ薄紅色に染まっていくようにも胸に届いていた。
ふたたびバンドスタイルで。でも、しっとりとした世界観をここに描きだそうと、桃夏は、爪弾くアコギの旋律に乗せ、透き通る高音域の声を響かせて「あなたらしく わたしらしく笑えたらそれでいいよ」とバラードの『らしく』を歌ってくれた。これまでライブだけで披露され、ファンから人気の高い「らしさ」という曲を下敷きに、東京公演の為に書き上げた『らしく』。この曲をよく知るファンからすればちょっとしたサプライズになったことだろう。マイクを両手でしっかりと握りしめた彼女は、"らしい自分"になって歩みだそうと、まずは自分自身に向けて。そして、ここにいるたくさんの"あなた"を励ますように、思いを込めた言葉のひと言ひと言を紡ぐように歌っていた。

次に届けたのが、この日が初披露になった、どこかアンニュイな表情を持ったまだタイトルも決まっていない新曲。桃夏は、「幸せのかたち それを壊さないで」と歌いかけてきた。むず痒くてもどかしい心模様を歌詞に認めながら、「それでも自分は幸せだからいいじゃない。わたしらしくいれるのだから」と歌っていた。桃夏が歌った「私の幸せの形」とは一体どんなものなのか。それを「壊さないで」と歌うその真意とは…。演奏が進むごとに躍動していく曲展開も、エモい気持ちに染め上げる嬉しい要素だ。桃夏は何度も歌っていた、「わたしらしく生きる」と。あなたの心の中では、それはどんな形をしていますか?
「ここからは一気にいきます」の声を合図に、ラストスパートへ。躍動したソリッドな演奏に乗せて、桃夏は挑むような凛々しい表情で、感情を爆発させるようにパワフルな声で『無敵なあの子』を歌っていた。彼女はこの場にスリリングな空気を描きながら、雄々しい姿で煽るように歌声と演奏を突きつけ、観客たちを熱く刺激し続けていった。
「5つの声が一つになって」と高らかに歌い上げ、桃夏は最後に力強くも開放感を持った『奏で続けろよ』を通して、フロアに熱狂の風を吹かせていった。彼女が拳を振り上げて歌うたびに、場内からも拳が突き上がり、野太い声が張り上がる。互いに熱と気迫と奮い立つ感情を求め合う。だから、燃え立つ彼女の魂に気持ちを奮い立てた大勢の人たちが、同じく心を燃えたぎらせて騒ぎ続けていた。そこには、最後に相応しい熱狂の景色が生まれていた。

アンコールの演奏の前に、上田桃夏は新たな情報として、9月に「Peach Summer 2026」の開催を東京と名古屋で行なうことを発表した。
そのうえで、少しだけ早く夏を先取るように『線香花火』を届けてくれた。ひと夏の淡い、でも浪漫にあふれた片思いの恋心を、桃夏はパチパチと小さな火花を飛ばすように歌っていた。彼女の歌に合わせてフロアで揺れる手が、大きな火花のようにも見えていた。
「駆け抜けます、届けます」と力強く上げた声へ追随するように、光を携えて『Promise』が飛びだした。桃夏の感情が沸き立つのに合わせて楽曲も躍動すれば、場内からも数多くの拳やたくさんの声が沸き上がる。この景色を深く濃く胸に刻み、その思いを上田桃夏というアルバムの1ページとして新たに加えようと、互いに熱い思いをぶつけあう。彼女は、「これからも歌い抜くから」と宣言をし、この熱狂の続きを一緒に作りあげようとみんなと約束を交わすように、力強く歌っていた。
「このツアーから始まる上田桃夏のここからの話をみなさんとこれからも見ていきたいです。みなさんついてきてください」の言葉。さらに新しい情報として、8月と9月に2ヶ月連続リリースを報告。この日も披露していた『無敵なあの子』と『Endeavor』の2曲を配信することも伝えてきた。そのうえで…。
やはり、この日のライブの最後を飾るのは、この曲だ。アコギを手にした桃夏は、「この曲があったから始まった話です」の言葉を合図に、軽やかなギターの演奏と、同じく軽やかな声で『僕の彼女が宇宙人にさらわれまして』を歌いだした。積乱雲を吹き飛ばす勢いで…と言うのは大げさかもしれないが、彼女は晴れ渡る歌声を、この空間いっぱいに響かせていた。桃夏は心がときめくまま、伸びやかな歌声を通して、これからも一緒に歩み続けようと約束の指きりを交わしてきた。その温かい空気に包まれた中、優しい笑みを浮かべて歌う彼女を見つめながら、みんなほっこりとした気持ちで頬を緩ませていた。

上田桃夏の新たなフェーズで描きだした物語はまだ始まったばかり。ここから、どんなエピソードを一つひとつのページに描いていくのか、楽しみにしていたい。
PHOTO: ニッタ ダイキ
TEXT:長澤智典
▪️RELEASE
自主レーベル「TSUKIYORI Records」から2ヶ月連続リリースを敢行
2026年8月 「無敵なあの子」
2026年9月 「Endeavor」
※詳細は後日発表
▪️LIVE
【Ueda Presents「Peach Summer 2026」】
9月19日(土)【愛知】LIVE HOUSE CIRCUS
OPEN18:00/START18:30
9月22日(火/祝)【東京】⻘⼭ ⽉⾒ル君想フ
OPEN18:30/START19:00
―両公演共通―
◾️出演アーティスト
上田桃夏・mibuki and more....
◾️チケット料金
前⽅チケット :6,300円 (税別)/通常チケット :4,800円 (税別)
※オールスタンディング
★e+独占先行
2026年7月4日19:30〜7月15日(水)23:59
チケットお申し込みはこちら↓
https://eplus.jp/peachsummer2026/
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